「介護」

Ⅰ.介護とは
介護福祉士の資格を有する外国人が介護施設等との契約に基づいて介護(又は介護の指導)の業務に従事するため、平成28年の入管法の改正により新設された在留資格です。介護の在留資格の対象者は、日本の介護福祉士養成施設(都道府県が指定する専門学校等)を卒業し、介護福祉士の資格を取得した者です。

在留資格該当性
本邦の公私の機関との契約に基づいて介護福祉士の資格を有する者が介護又は介護の指導を行う業務に従事する活動

上陸許可基準(基準省令)
1.社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)第40条第2項第1号から3号までのいずれかに該当すること。
2.日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること。

 

Ⅱ.介護ビザ取得の流れ

@「留学」の在留資格で介護福祉士の資格取得のために介護福祉士養成施設に入学
A介護福祉士養成施設で2年以上修学。
B介護福祉士の国家資格取得
C介護福祉士の資格取得後、在留資格を「留学」から「介護」に変更。
D介護福祉士として業務に従事
在留状況に問題がなければ在留期間の更新も可能であり、その更新回数の制限もありません。配偶者及び子が「家族滞在」の在留資格で在留することも可能です。

 

Ⅲ.介護ビザの必要性
介護ビザは、高齢化が進む日本において、今後ますます浸透していく在留資格だと考えられています。以前は外国人が介護職員として働いてもよい就労ビザが制度上ありませんでした。これまでは、介護施設で働ける外国人は、日本人の配偶者や永住者などの就労制限のない外国人、資格外活動許可を得た家族滞在者や留学生が短時間アルバイトとして従事する程度でした。
介護ビザが創設されたことで、介護現場での人手不足も多少なりとも改善されることと思います。