上陸許可基準

Ⅰ.上陸許可基準とは

「出入国管理及び難民認定法第7条第1項第二号の基準を定める省令」 別表第一の二及び四の表
入管法第7条第1項第2号。「我が国の産業及び国民生活に与える影響その他の事情を勘案して法務省令で定める基準」とは、いわゆる上陸許可基準のことです(基準省令ともいう)。具体的には、「出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の基準を定める省令」という法務省令によって定められています。

 

なぜ「別表第一の二及び四の表の下欄に掲げる活動を行おうとする外国人」に上陸許可基準に適合することが規定されたのでしょうか。

 

その入国者の規模や活動態様いかんによっては、我が国の産業や国民生活に盈虚を及ぼすと考えられ、政策的な観点からその受入れ範囲をの調整を図り、適正な入国管理を行う必要があると認められるためです。

 

●上陸許可基準は、@学歴要件 A実務経験年数 B従事する業務内容 C報酬額 D受入れ機関に関する条件などを定めており、実務上大変重要です。
●「査証」と「上陸許可」は別個の行政処分です。入管法上、旅券に査証を受けていることは、外国人が日本に上陸するための条件の一つにすぎません。したがって、旅券に査証を受けていても、他の上陸のための条件(在留資格該当性、上陸拒否事由非該当性)を満たしていない場合は、その上陸は許可されません。